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| 「1型糖尿病とは?」でも説明したように、インスリンはすい臓で作り出され、ブドウ糖をエネルギーに変えたり、貯蔵したりするホルモン。血糖値コントロールやエネルギー確保をするうえで、欠かすことのできないものです。 | |||||||||
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| 体内でインスリンをうまく作り出すことのできない1型糖尿病の方は、自分で血糖値を測定し、外からインスリンを注入して、血糖値をコントロールしなくてはなりません。 おもな血糖自己測定法としては、採血器具で指を突き、必要な血液を試験紙にとって測定結果を読む方法があります。 |
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| インスリンには、作用時間によりいろいろなタイプがあり、ひとりひとりのライフスタイルに合わせて選択します。 | |||||||||
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| これらのインスリンを組み合わせ、一日に何度か注射(インスリン頻回注射)をおこないます。 | |||||||||
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| インスリン注射をする際には、このように症状に合わせ、頻度やインスリンの組み合わせを工夫しなくてはなりません。1日のうちの決まった時間に正しく注射し、決められた通りに食事や運動をする必要があるため、どうしてもライフスタイルに制約ができてしまいます。また、注射には、さまざまな技術を要します。注射器の扱いには注意が必要なうえ、注射後は事故が起きないよう、万全な管理が必要となります。 |
| インスリン分泌には2つのタイプがあります。ひとつは、食事とは無関係に一定量が分泌される「基礎分泌」。そしてもうひとつは、食事により大きく上昇する「追加分泌」。前者は空腹時の血糖を安定するために必要とされ、後者は食事などで摂取したブドウ糖を肝臓や筋肉、脂肪組織に取り込むために使われます。 この仕組みを利用したのがCSIIインスリン持続皮下注入法(continuous subcutaneous insulin infusion)です。CSIIでは、基礎分泌に相当するインスリンをポンプにより、持続的に注入(基礎注入という)。さらに食前などには、追加分泌分を補給(追加注入という)することができます。 この際に用いるポンプをインスリンポンプといいます。速効型インスリンを皮下に持続注入する小型携帯ポンプで、1978年、イギリスで生まれて以来、さまざまな改良が重ねられてきました。 |
| 1.吸収の速い速効型インスリンで血糖値の予測が簡単に 注射療法では、朝起きるとすぐに持続型インスリンを投与します。しかし、持続型インスリンは吸収が遅く、血糖値の予測が難しいのが難点。変動率は最大52%にのぼります。その点、インスリンポンプは、吸収の速い速効型インスリンを用いるため、簡単に血糖値を予測することができます。速効型インスリンの血糖吸収の変動率は3%以下。ブドウ糖への働きかけ効果も高く安心です。 2.微量のインスリンを持続的に注入するので、投与が安定 注射ではインスリンが注入部分にとどまり、液がたまってしまったり、吸収が不安定になるという欠点がありました。しかし、インスリンポンプは数秒毎に少量のインスリンを少しづつ持続注入するので、こうした心配がありません。 3.夜間から早朝にかけてのインスリン供給が安全 従来の注射法では、早朝のインスリン切れがしばしば問題となりました。インスリンポンプを使えば、一晩中、安定した血糖コントロールが可能に。朝の血糖値が変動することもなく安心です。 4.比較的制約の少ないライフスタイルが可能に ・食事の時間や量を変更することができます ・人前での注射が必要ありません ・起床時間の変更にも対応できます ・運動時の微妙なコントロールができます ・シックデイなど特別なときのコントロールも簡単です |
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