1型糖尿病Q&A

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とはどんな検査ですか?

血糖コントロールをするうえでもっとも信頼性の高い指標が、このHbA1c。赤血球のヘモグロビンにブドウ糖が結合することで生成され、別名グリコヘモグロビンとも呼ばれています。血液中のブドウ糖が多ければ多いほど、量が増えるのが特徴。HbA1c検査では、ヘモグロビンのうちHbA1cがどのくらいあるかを調べます。過去1~2ヶ月と長期間における平均的な血糖状態を調べることができるうえ、検査前の食事に影響されることがありません。
目標は、成人の場合でHbA1c6.5%未満。幼児期は7.5~8.5%、学童期・思春期は6.5~7.4%です。

ケトアシドーシスを避けるためにはどんなことに注意すればよいですか?

高血糖状態が原因で起こる「ケトアシドーシス昏睡(別名・糖尿病昏睡)」は、生命の危険に関わる非常に危険な状態です。1型糖尿病の場合は、インスリン療法を中断すると、短時間でケトアシドーシスとなるので注意が必要です。とくに、シックデイで食事がとれないときや旅行の際などに、インスリン療法を自己判断で中断することにより引き起こされる場合があります。
シックデイのときは、食事ができなくてもインスリン療法を中断してはいけません。こまめな血糖測定をおこない、病状に合わせてインスリン量を調節するようにしましょう。また、食欲がなくても通常のインスリンの半分を注射するように努めます。安静にし、スポーツドリンクなどで糖分や電解質、水分を補うことも大切です。
また、旅行中はインスリン療法の機器や血糖測定用機器、インスリンはもちろん、補食や糖尿病カードを携帯するようにします。紛失した場合も考え、スペアも用意しましょう。このとき、医師の指示通り、インスリン療法を実行することが重要なのは言うまでもありません。

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